品質は「当然」というMRTのポリシーは、私たち品質管理部門が担っているといってもいいでしょう。
実際、社長は品質には絶対妥協しない姿勢を貫き、「すべての責任は検査にある」と公言します。
私たちにはプロ中のプロともいうべき高い検査能力と品質管理を求めています。なかでも、メタルソーの寸法、厚みといった「公差」の見極めにはとくに神経を使います。
生産工程の途中で発生するゆがみ、ひずみ、キズは誤差を生む要因になったりします。そういった誤差やキズなどを見逃さず、常に「ゼロ」に近づけるのが、私たちの最大の使命です。
現場には「5S」(整理、整頓、清潔、清掃、しつけ)の思想が徹底しています。
高い品質や精度を維持するには、現場のゴミや汚れ、粉塵は天敵です。それとともに、整理や整頓ができていないと、たとえばそれを片付けるためにムダな時間を使うことになり、ひいては納期にまで影響していきます。
品質・納期に影響するような障害は徹底的に排除する。それがMRTの伝統といえるでしょう。その思想が、現場や工場を常にクリーンな状態に保ち、機械や備品を大切に使い、働きやすい環境にもつながっています。
MRTは小さな規模の会社ですが、そのぶん品質・納期に特化し、ロスを出さない、ミスは極力少なく、品質には決して妥協しないという思想の徹底につながっているように感じます。そして何より、経験者や熟練者が社員間の「やる気」の原動力になり、技術を高めるための教育も徹底していることが強みにもなっています。
私たちは、基本的にはあたりまえのこと(品質)を、あたりまえ(納期)に守る職人集団です。品質のMRTをカタチづくっているのは、まさに全員が技術者であり、生産者であるという考え方だと思います。

